振り返り
先週末7/23(日)ライブハウスKITASANDO GRAPESにて、2回目のピアノ弾き語りソロワンマンライブを開催しました。7月23日は「文の日」ということで、「文は遣りたし書く手は持たぬ」というタイトルで”手紙”をテーマにオリジナル曲とカバー曲合わせて15曲やらせていただきました。朝凪シーナ初の音源作品「拝啓、」のお披露目も無事に果たしました。衣装は、ポストをイメージした無地の赤ワンピース。ワンピースは、立っている時はスラっとしていいんだけど…ピアノに座ったときのシルエットの扱いをどうしたものかというのは今後の課題ですな。
それにしても気持ちの良い晴れ模様。高い天井までガラス張りの店内は、太陽の光だけで充分な明るさ。なかなかこんなロケーションないんじゃないかと思うような、素敵なお店です。ピアノの弾き心地も、マイクから通した声の聴きやすさも最高。お客さんとの距離感もちょうど良くて、大好きなお店です。2ndステージラストの曲「チェリーレッドのおまじない」の時に、頂き物のクリームソーダ仕様の傘をどうやってステージにセッティングしようか…リハで悩んでいたところ、お店スタッフのかづきさんがマイクスタンドに立てるアイデアをくださり、面白い演出ができました!そのままお客様との写真にも全部映り込んでいて非常にシュールでお気に入りです。
前回のワンマンライブが終わった時から、次は音源作ってここでレコ発ワンマンライブをやるぞっとイメージしてきましたが、それが叶いました。その裏で、諦めたこと、脇に追いやったタスクは数えきれませんが、アンバランスな人生良き。
そして何より力を下さったお客様。温かかった。手拍子くれたりMCで笑ってくれたり、みんなで楽しい空気感を作り出してくださいました。本当にありがとうございました。1stステージラストの「Runway Lights」のエンディングで、私のピアノのテンションを察して最後全員の手拍子がピタッと止まったときは、ちょっとタモリさんになった気分というか、伝わったー!!みたいな、みんなとセッションできたー!みたいな感動を覚えました。
全てのお客様を見送った後は、お片付け。気合が入りすぎて指から流血しておりました。誰からも見えていなかったことを願います。気持ちの良い昼下がり。気持ちの良いライブの後味。反省はこっそりするとして、とにかくまた一歩前に進めたことを噛み締めつつ、CDが売れた分少し軽くなったキャリーケースを引きずって会場を後にしました。
ギャラリー
セットリスト
- 七等星
- 手紙 〜拝啓 十五の君へ〜(cover)
- めんどうな女
- 健康診断
- 雨天決行
- 時空飛行便
- 恋文(cover)
- Runway Lights
- 海月のダンス
- Part of Your World(cover)
- 百色眼鏡
- 朝凪橋
- 消失点はどこにある
- 絆創膏のうた
- チェリーレッドのおまじない
アルバム販売
今回はなんといっても初のアルバム「拝啓、」のリリース日ということでいわゆる”レコ発”ライブとなりました。世はまさにサブスク時代だというのに、CDを並べましたところ、多くのお客様が手に取りお持ち帰りくださいました。ありがたいとしか言いようがないのと同時に、いつかこの限定生産のCDの株が高騰してみんなを潤すように行動しようと誓いつつ、1枚1枚サインを入れて手渡せていただきました。ご購入いただいたみんな、ありがとう。
これからの話
さて、次のライブ、ちょっと先になりそうです。
年始に宣言した内容はもちろん引き続きチャレンジします。
より世界観が色濃く伝わるように、前回のワンマンライブからピアノも歌も磨いてきたつもりではあるけれど、どのように伝わったでしょうか。私自身、ピアノ弾き語りの可能性をまだまだ引き出していきたい。散らかした伏線を未だ回収できない愛しい日々を作品に昇華していきたい。今後とも楽しみに注目してもらたら嬉しいです。