霞んだ空気を大きく吸い込んだ
いつかの地面や空の匂いを
手を一つ叩いて耳を澄ませば
あの日々の記憶が蘇るように
宙に舞う埃や大粒の雨が
視界を遮るでしょう
見えなくても忘れないで
そこにいるの?いつもいるよ
手を繋いで踊ろう
あの鼻唄を聴かせてよ
夜が明けても構わない
七等星の空の下
あたしの手は前より大きくなったみたい
こぼすことも時にはあるけれど
苦い珈琲も飲めるようになったよ
ビールはまだもう少し先のお愉しみ
眩しすぎる光や大人の視線が
視界を遮るでしょう
霞む大空その向こうに
なにがあるの?全てがあるよ
手を繋いで踊ろう
あの鼻唄を聴かせてよ
夜が明けても構わない
七等星の空の下
見えなくても忘れないで
そこにあるよ、全てがあるよ
手を繋いで踊ろう
あの鼻唄をあたしも歌うから
夜が明けても構わない
七等星の空の下